ネットゼロの目標達成に向け、我々の経済は大きな変化を経験することになります。産業界がこの変化に対応するには、資金供給(ファイナンス)が重要な役割を担います。当イベントでは政府、脱炭素化に取り組んでいる企業及び金融業界の関係者をお招きし、トランジション・ファイナンスに関する知見を共有し、深みのある議論を進めて頂きました。
基調講演では、木原晋一経済産業省環境問題担当大臣官房審議官が基本方針をはじめ、脱炭素化が難しい業界への具体的なロードマップやモデル事業などの日本式トランジション・ファイナンスへの取り組みについて説明されました。
続いてのパネル・ディスカッションでは日本、ノルウェー、スイスの企業がトランジション・ファイナンスに関する経験と助言を共有しました。
- 第1パネルでは、脱炭素化の影響が特に大きい企業の代表者が脱炭素化という課題への対応策、規制当局者の役割と国際標準を論じました。
- 第2パネルでは金融業界関係者がトランジション・ファイナンスを提供する際の工夫について論じました。全ての登壇者が、企業への関わりと支援、そして挑戦を促す重要さを強調しました。
パネルディスカッションの要約:ダウンロードはこちら (PDF, 5 Pages, 719.4 kB, 日本の)から
イベント動画:こちらでご覧ください
当イベントに関するお問い合わせ先:tokyo.event.ecofin@eda.admin.ch