スイス・デイズの一環として、在日スイス大使館、在日スイス商工会議所、ローザンヌに本拠を置くIMDビジネススクールの共催による「スイス・日本経済フォーラム」が3月5日に開催されました。日本が2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホスト国であること、ローザンヌには国際オリンピック委員会本部があること、また2020年にローザンヌユースオリンピック冬季競技大会が開催されるという背景を持ち合わせた同フォーラムの今年のテーマは、「ビジネスにおけるスポーツの価値:日本&スイスの経験から」。ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使及び日本オリンピック委員会の竹田 恆和会長のスピーチによって幕を開けました。
各界のビジネスリーダーを交え、約170名が参加した当フォーラムでは、2020年オリンピックの機会を最大限に活用しながら、スポーツがいかに新たなビジネスチャンスを創出し、従業員の意欲や企業の評価を高め、社会に貢献することができるのかについて、メディア取材も入る中、ジャン-クロード・ビバー氏(LVMHウォッチメイキング ディヴィジョン 会長)、江田麻季子氏(世界経済フォーラム 日本代表)、石橋昌文氏 (ネスレ日本株式会社 専務執行役員 チーフ・マーケティング・オフィサー マーケティング&コミュニケ―ションズ本部長)、アクセル・クーア氏(ABB株式会社 代表取締役社長)、高津尚志氏(IMDビジネス・スクール 北東アジア代表)、田中ウルヴェ京氏(日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士 国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員 ソウル五輪シンクロナイズドスイミング・デュエット銅メダリスト)、辰野勇氏(株式会社モンベル 代表取締役会長)、戸井田朋之氏(順天堂大学スポーツ健康科学部 客員教授 / 株式会社スポーツシンクタンクCEO / 元株式会社デサント 取締役)、ドミニク・テュルパン氏 (IMD教授 <電通プロフェッサー>)、アンドレ・ツィメルマン氏(リンツ・ジャパン代表取締役 / 在日スイス商工会議所 会長)によるディスカッションが行われました。
また、3月1日から31日まで、スイスの美食とワインをご堪能頂ける「スイス・フェア」を開催いたします。帝国ホテル東京とチューリヒの5つ星名門ホテル「ボー・オー・ラック」との共同企画であるこちらのフェアでは、ミシュラン2つ星を獲得している同ホテルのメインダイニング「パヴィヨン」のエグゼクティブシェフであるローラン・エプロン氏を招聘し、同氏の監修するスイス料理の他、スイス産のワインをご提供いたします。
3月1日の夜には、日本スイス協会と在日スイス商工会議所の共催によるジャパン・スイス・スプリング・ボール(春季舞踏会)2019が帝国ホテルで開催され、高円宮妃殿下をはじめ、160名を超える参加者がありました。