![ウリエル・オルロー《ムティ(薬)》2016-18、シングルチャンネルビデオ](/content/dam/countries/countries-content/japan/image/2020/event-calendar/Uriel_Orlow-Muthi_2016-18_single-channel_HD_video_with_sound_17.jpg/jcr:content/renditions/cq5dam.thumbnail.588.368.png)
スイスのウリエル・オルローは歴史や表象の取りこぼしに光を当て、記憶を喚起する空間的な作品を制作するアーティスト。そのオルロ―の作品が展覧会『道草展:未知とともに歩む』で紹介される。本展は、植物への関心やフィールドワークから生まれた国内外6組の現代美術作品を通して、人間がその環境とともに歩んできた道のりを考察するもの。オルロ―は、彼の代表作品群「植物の劇場」(2015-18)から、植物の視点を通して、南アフリカ共和国と植民地宗主国との関係を読み解く5作品と、近作「アルテミシアから学ぶ」(2019)を展示する。ユニットではなく、オルロ―単独の作品紹介は、本展が国内初。