在日スイス大使館科学技術部は日本の外務省との共催により、3月17日にスイス大使公邸で科学技術外交官サークルのメンバーに向けたセミナーを開催しました。
ハイブリッド形式で開催されたこのイベントは、科学技術外交官サークル（Science and Technology Diplomatic Circle S&TDC）共同会長を務める科学技術部長の鈴木恭子のあいさつで始まり、外務大臣科学技術顧問の松本洋一郎教授と外務大臣次席科学技術顧問の狩野光伸教授が科学技術外交についての講演を行いました。講演では科学技術外交の概念や背景、活動や成果をはじめ、飢餓や栄養不良に対する取り組みや食料システム転換といった最近の事例（STI showcase）も紹介されました。参加者との活発な質疑応答をもってセミナーは終了しました。
このイベントはハイブリッド形式で行われました。スイス大使公邸には講演者と限られた数のゲストのみが来場し、多くの参加者はオンラインで視聴しました。講演後も、スイス大使公邸に参集した科学技術外交官サークルのメンバーと外務省顧問は様々な話題について活発な意見交換を続けました。
